観光列車の旅・第二弾。
今回は富山・氷見線を走る、ベル・モンターニュ・エ・メール、通称べるもんたに乗車。
春の富山湾沿岸の旅へ。
七尾線を走る観光列車・花嫁のれん号の記事はこちらへ。
【べるもんた】山と海を走る観光列車
高岡を起点に山側・海側の双方に路線が伸びる城端線・氷見線。
このエリアの特徴である「美しい山と海」をフランス語で表現しました。
この個性的な名称を親しみを持って呼んで頂くために、愛称名を「べるもんた」としています。
JRおでかけネット ウェブサイトより
べるもんたは、全席指定、1日2往復、週末だけの運行です。
[土曜運転]城端線:高岡・新高岡~城端
[日曜運転]氷見線:新高岡・高岡~氷見
今回乗ったのは、日曜日運行の、氷見線。
金沢駅から北陸新幹線で移動、始発の新高岡駅から乗車しました。
【べるもんた車内】富山の伝統工芸品を乗せて走る
一両編成のべるもんたの車内に展示されているのは、富山県の伝統工芸品。
南砺市の井波彫刻や高岡市の高岡銅器をイメージしたつり革など、さすが観光列車。
ヨーロッパ風でありながら、和のテイストを盛り込んでいます。
在来線の運転席を見ると、昔、学生時代に乗った地元の七尾線を思い出します。
昔は当たり前だった風景が、新幹線に乗り慣れてしまった今では、なんだか懐かしく思えてしまいます。
【お食事タイム】お楽しみの鮨と酒とつまみセット
無事新高岡駅を出発し、お待ちかねのお食事タイム。
事前に予約しておいた、プチ富山湾すしセット、ほろ酔いセット、飲み比べセット。
数量限定で、当日販売もあるようです。
まずは、ほろ酔いセット(1,550円・税込)
お酒は、地酒6種の中からおひとつチョイス。
まだ時刻は午前10時を過ぎたところ。電車の旅は、こうでなくっちゃ。
ほろ酔いセットのおつまみ。
今は旬のほたるいか。これはお酒が進みます。
ちなみにほろ酔いセットは、2杯目以降、追加料金で飲めます。
お次は地酒6種の中から3種選べる飲み比べセット(1,550円・税込)
苗加屋(のうかや) 甘辛、特別純米。
曙 やや辛口、純米。
若駒 辛口、純米。
そしてプチ富山湾鮨セット(2,100円・税込)
富山名物・白えびなど、地元の海の幸を使った鮨が5貫。
お腹が膨れる量ではありませんが、列車でいただくならこれくらいが丁度良いかと。
そして、車内奥にはすし職人さんが乗車。
これらお寿司は、車内で握られます。
写真をお願いしたら、握りのポーズ。爽やかな職人さんでした。
【富山湾】雨晴海岸から氷見へ沿岸を走る
お天気に恵まれ、気持ちいいほどの空と海。
ここは日本海か?と疑ってしまうほど、海が青い。
雨晴海岸駅まで来ると、海の向こうにうっすらと見える立山連峰。
のはずですが、時間帯が早過ぎたのか、残念ながら見ることはできませんでした。
【まとめ】車窓からの眺めをお楽しみください
新高岡駅から終点氷見駅まで1時間あまりの短い旅でしたが、十分に旅情を感じる事ができました。
車窓から望む富山湾の空と海。
そしてべるもんたを、沿線であたたかく迎える人たちに癒されました。
上の動画でほっこりしてくださいね。
べるもんたの情報はこちらへ。
投稿者プロフィール
- 金沢生まれほぼほぼ金沢育ち。28年間英会話講師を務め、長年の夢だった全国通訳案内士の資格を取得。金沢を訪れる海外からの旅行者をアテンドしています。趣味は、英語学習。留学経験なしの「純ジャパ」で英検1級、TOEIC970点を取得した経験を生かして英語学習者に役立つ情報とガイドの仕事で得た地元・金沢の情報とその魅力を紹介していきます。
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