9月中旬、秋風を感じながら、ふらり金沢駅へ。
ちょうどランチタイムなので、久しぶりに黒百合へ。
金沢市民には言わずと知れた昼飲みの聖地です。
【季節料理 おでん 黒百合】創業68年 金沢駅の昼飲みの聖地
戦後創業の黒百合は、国鉄時代にオープン。
駅と地下で繋がった、ステーションデパー創業。
平成になってから現在の金沢百番街に移転しました。
実はOL時代、会社の同僚とよく通ったものでした。
昔から駅で飲みなら、黒百合が定番でした。
【ランチメニュー】日替わりなど各種定食あり
店頭には日替わりランチのメニューが。
「がんどう」は小さい鰤(ぶり)のこと。
金沢では、こぞくら→ふくらぎ→がんど→鰤と、成長するにしたがって名前が変わるので、
鰤は出世魚としてとても縁起の良い魚のひとつです。
金時草(きんじそう)は加賀野菜のひとつ。夏が旬で、よく酢の物にしていただきます。
さすが地元の郷土料理、おさえてますね!
金沢名物「金沢おでん」や新鮮な魚のお刺身の定食も。
どれも美味しそう!
今回は茶飯定食をいただきます。
【茶飯定食】おでんと堅豆腐がついてリーズナブル
茶飯のサイズは選べます。これで普通盛り。
おかずは、おでんと堅豆腐、味噌汁と漬物。
茶飯、最後に食べたのはいつだろう。
トッピングの青のりが食欲をそそります。
特に美味しい、というわけでもないけど、
こういう素朴な味、好きです。
おでんは、牛蒡巻き、大根、つみれ。
お出汁をいっぱい吸ってる。
特に大根は芯まで染みて美味しい。
堅豆腐は、白山麓の郷土料理のひとつ。
名前の通り、お箸で普通につまめるくらいしっかりした固さ。
わさびと一緒に、お刺身感覚でいただきます。
ここ黒百合では、この堅豆腐をつまみに、昼から飲んでるおじさんたちがたくさんいます。
【金沢おでん】代々継ぎ足されてきたこだわりの出汁
「金沢おでん」といえば、今や金沢グルメの代表格。
ここ黒百合では、代々継ぎ足しながら、おでんの出汁にこだわり続けてきました。
透き通った出汁に浮かぶたくさんの具材。
全国定番のものから、車麩、赤巻、バイ貝など、金沢でしか食べられない具材も。
県外からのゲストのおもてなしに、おすすめです。
夏が終わり、秋から冬にかけて、おでんの美味しい季節です。
金沢おでんを求めてやってくる人も多くなるので、事前に予約をおすすめします。
季節料理 おでん 黒百合へのアクセス
名称 | 季節料理 おでん 黒百合 |
住所 | 石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街「あんと」内 |
電話番号 | 076-260-3722 |
営業時間 | 11:00~22:00(L.O.21:30) |
定休日 | なし |
支払い | 各種クレジットカード、電子マネー利用可 |
ウェブサイト | https://www.oden-kuroyuri.com |
投稿者プロフィール
- 金沢生まれほぼほぼ金沢育ち。28年間英会話講師を務め、長年の夢だった全国通訳案内士の資格を取得。金沢を訪れる海外からの旅行者をアテンドしています。趣味は、英語学習。留学経験なしの「純ジャパ」で英検1級、TOEIC950点を取得した経験を生かして英語学習者に役立つ情報とガイドの仕事で得た地元・金沢の情報とその魅力を紹介していきます。
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