英語のスペシャリスト・金沢在住の通訳案内士のfumieです。
「わたせせいぞう」と言えば、1980年代、一世を風靡した漫画家。
代表作「ハートカクテル」で、大人の恋愛を妄想した人も多いのではないでしょうか?(かく言う私も)
2021年1月某日、金沢市のデパートで開催された、わたせせいぞうの原画展とサイン会に行ってまいりました。
わたせせいぞうの世界展〜ハートカクテルだったあの頃〜
会場には大きなパネルが。金沢の名所・尾山神社をモチーフにした作品「春めく加賀」
加賀友禅を纏ったカレとカノジョ。
境内にある紅梅がちゃんと描かれています。
そしてバックに描かれている尾山神社のシンボル・神門も。
春の訪れが待ち遠しくなるような絵です。
よく見たら空の雲がハートになってる!
そして会場内には、懐かしいストーリーの原画がいっぱい。
懐かしいシーンの原画とベスパ
好きだったシーンの原画を見つけて、つい読んでいた頃のことを思い出します。
作品によく登場するベスパも、漫画を読んで初めて知りました。
VANのロゴが懐かしい!
自分とはかけ離れた「ハートカクテル」の世界が、ずっと憧れでした。
わたせせいぞう先生のサイン会
サイン会では、ほんの短い時間ですが先生とおしゃべりしながら、サインをいただきました。
「展示はいかがでしたか?」と、優しくお声をかけて下さった先生。
つい嬉しくて、ベラベラしゃべる私(笑)
わたし「実は先生の「三年前の切符」という作品が好きなんです」
先生「三年前の切符?どんな話だったかな?
わたし「えっと、3年前に別れた二人が再会して、最後にカノジョがカレに楡(にれ)の木の葉っぱを渡す・・・」
先生「あ、思い出した。あれ、私も好きです」
絵葉書にサインをしていただきました。
最後に先生と記念写真。素敵な思い出になりました。
【まとめ】思いはいつまでも作品の中に
私が18歳の大学生の頃、当時付き合っていた彼が持っていたのが、漫画「ハートカクテル」でした。
都会のおしゃれな男女の恋愛物語。
生まれも育ちも田舎の私にとって、まるで夢の世界でした。
当時流行したアイビーファッションに身を包んだカレが素敵で、いつかこんな恋愛がしてみたいと、いつも夢に描いていました。
若い頃、思い描いていた恋愛はできなかったけれど、若いあの頃の私の心はいつも「ハートカクテル」の中で生きています。
投稿者プロフィール
- 金沢生まれほぼほぼ金沢育ち。28年間英会話講師を務め、長年の夢だった全国通訳案内士の資格を取得。金沢を訪れる海外からの旅行者をアテンドしています。趣味は、英語学習。留学経験なしの「純ジャパ」で英検1級、TOEIC950点を取得した経験を生かして英語学習者に役立つ情報とガイドの仕事で得た地元・金沢の情報とその魅力を紹介していきます。
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