英語のスペシャリスト・金沢在住の通訳案内士のfumieです。
インバウンド復活に備え、最新の英語表現を学ぶべく
ビジネス英語の神様・杉田敏先生著の
『現代ビジネス英語』を使って1年間勉強を続けてきました。
今回はそのテキストの活用法を紹介します。
以前書いた杉田先生の記事は、こちらへ。
【杉田敏の現代ビジネス英語】長寿番組を受け継ぐ英語教材
NHKラジオの長寿番組「実践ビジネス英語」
途切れ途切れではありましたが
私も長年のリスナーの一人でした。
多くのファンに惜しまれながら
2021年春、番組は終了してしまったのですが、
終了と同時に講師の杉田先生著のムック本
『杉田敏の現代ビジネス英語』が発売されました。
1年間で春、夏、秋、冬、計4冊出版される季刊誌です。
パンデミックを生きるビジネスパーソンの旬なトピック満載
ラジオ番組同様、1年間を通して共通の登場人物が
さまざまなシチュエーションでのトークを繰り広げます。
2020年から続くパンデミックが原因で、
ビジネスシーンにも色々な変化が起きてきました。
ロックダウンに伴うリモートワーク、
職場に集う同僚たちとの関係性や
パンデミックの時代にあるべき企業のあり方、
買い物やセルフケアなどの生活習慣の大きな変化、
そしてAIにとって代わられる職業についてなど、
今すぐに使えるタイムリーなトピックばかりです。
各テキストには4つのレッスンが収録。
音声はウェブからスマホやパソコンなどにダウンロード可能です(無料)
さて、ここで私のテキスト活用法を大公開しましょう!
【大公開】私のテキスト活用法を紹介します!
1)新しいテキストが届くとすぐにスマホに音声をダウンロード。
テキストを見ずに、家事やウォーキング中に何度も聴きます。
2)大体会話の内容が掴めてきたところでテキストを開いて
聞き取れなかった部分や理解できなかった表現を確認します。
1レッスン5つのビニュエット(スキット)に分かれているので
1ビニュエットづつ丁寧に確認していきます。
テキストに色別にハイライトを入れておくと
一目で日本語が確認できるので便利です。
(これは勉強仲間に教えてもらいました)
3)確認が終わったらテキストを使って音読を繰り返します。
ダウンロードした音声はかなり早いので
それにつ余裕でついていけるようになるまでしつこく何度も行います。
4)テキストを見て音読がスムーズにできるようになったら
次はテキストなしで音読(シャドウイング:音声を追いかけて音読)します。
ここでは何が話されているのかイメージできるようになるまで
シャドウイングを繰り返します。
5)またテキストに戻り、日本語を見て、英語で言えるように音読します。
毎日1ページが目安です。ここまでくるとかなり覚えているのですが
すぐに口に出てこない表現もたくさんあるのでそれを意識しながら音読をします
6)最終段階として、覚えた表現をオンライン英会話
(私はDMM英会話を使っています)
のレッスンでどんどん使ってみます。
せっかく旬な英語を身につけたのですから
ここで使わないと損!使ってなんぼです!(笑)
そして使っていくうちに『借り物』ではなく
『自分の英語』になっていきます(これが快感笑)
私はオンライン英会話でデイリーニュースという
オリジナル教材から時事ニュースを選んでいるのですが、
テキストに関連したトピックにもちょくちょく遭遇するので
覚えた表現を使うチャンスはたくさんあります。
ここでは間違うこと前提で積極的に使っていくことをお勧めします。
【まとめ】タイムリーで知的な英語を目指そう
以上が私流のテキスト活用法です。
万人に合うわけではありませんが、
少しでもヒントにしていただければ幸いです。
英語習得に至るには険しい道のりですが、
英語学習に一番必要なのは『継続』
継続させるためには、
苦もなく続ける工夫が必要です。
『現代ビジネス英語』を使うことで、タイムリーかつ知的な英語表現を
身につけることができます。
誰よりも一歩先をいく英語、一緒に学んでみませんか?
投稿者プロフィール
- 金沢生まれほぼほぼ金沢育ち。28年間英会話講師を務め、長年の夢だった全国通訳案内士の資格を取得。金沢を訪れる海外からの旅行者をアテンドしています。趣味は、英語学習。留学経験なしの「純ジャパ」で英検1級、TOEIC950点を取得した経験を生かして英語学習者に役立つ情報とガイドの仕事で得た地元・金沢の情報とその魅力を紹介していきます。
最新の投稿
- 仕事2024年8月20日通訳ガイド Vibram 5本指シューズで街歩き|金沢・仕事
- 仕事2024年8月18日通訳ガイドとしての実績とこれから|金沢・仕事
- グルメ2024年8月17日福光屋 ひがし茶屋街で日本酒テイスティング|金沢・観光スポット
- 文化2024年2月7日金沢・福光屋の蔵内見学で日本酒の世界へワクワクの旅