予約が取れない金沢の銘店・御料理 貴船へ。
2ヶ月ぶりの訪問です。
前回の記事は、こちらへ。
今回は心浮き立つような、春のランチをいただきました。
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3月初旬とあってテーマは、桃の節句。
菱台に乗せられて登場した八寸に、桜。
毎回、いきな演出で、楽しませてくれます。
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写真奥の器は、源氏物語の巻物。
中には、右から、ふきのとうのチーズ揚げクリームソース、ほたるいかのぬた和え、蛸の旨煮、穴子棒寿司。
右手前は、甘海老の紹興酒漬けと赤貝とうるいのうまだしジュレ、キャビア添え。
お料理もさることながら、器も可愛い。
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お吸い物は、蛤と焼き胡麻豆腐。
焼いた胡麻豆腐って、初めていただきました。
蛤のお出汁が、体に染み渡ります。
日本人に生まれて良かった。
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焼き物は、柳さわらの若狭焼き。
若狭焼きとは、鱗をつけたまま焼いたものだそうです。
菜の花の上にのカラスミが、彩を添えています。
この器の可愛いらしいこと。春の草花から、命の息吹を感じます。
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続きまして、竹の子と赤いかの木の芽味噌。
毎年初物の竹の子をいただくと、春に向けて体がスイッチオンしたような気分になります。
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百合根饅頭。
皮は蒸して裏漉しした百合根。海老や鶏ひき肉などで作った餡で包んで蒸したもの。
あつあつ、もっちもち。
うちで食べられたらどんなに幸せか。
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ご飯は、鱒(ます)と竹の子と葉ごぼうの炊き込みご飯。
近江町市場のお豆腐屋さん・しばたのお揚げの入ったお味噌汁。
この後いただいたデザートは、きなこアイスクリームと抹茶ムース(写真撮り忘れ)
今回も美味しくいただきました。
月替わりの貴船のランチ。
季節の美味しい御料理と演出。
できれば毎月訪れたいお店です。
投稿者プロフィール
- 金沢生まれほぼほぼ金沢育ち。28年間英会話講師を務め、長年の夢だった全国通訳案内士の資格を取得。金沢を訪れる海外からの旅行者をアテンドしています。趣味は、英語学習。留学経験なしの「純ジャパ」で英検1級、TOEIC950点を取得した経験を生かして英語学習者に役立つ情報とガイドの仕事で得た地元・金沢の情報とその魅力を紹介していきます。
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