3月最終日の金沢は快晴。
お天気に誘われて、ご近所マダムと兼六園へお花見へ。
満開の桜と金沢城を一望にできる、兼六園茶屋 見城亭で、期間限定ランチをいただきました。
【兼六園茶屋 見城亭】世界的建築家 隈研吾設計でリニューアル
兼六園茶屋 見城亭は、金沢城のシンボル・石川門に一番近い、兼六園・桂坂口のすぐ近く。
2階から望む金沢城と桜のコンビネーション。お花見には最高のロケーションです。
創業1913年(大正13年)100年以上もの歴史のある見城亭は、2019年(令和元年)には、世界的建築家・隈研吾の設計で、リニューアル。
大きな吹き抜けと木組みが特徴の、伝統的かつスタイリシュ。黒で統一されたモダンな雰囲気です。
【春限定のお花見弁当】珠姫の宝石箱
ランチタイムのメニューで、春限定のお花見弁当をいただきました。
前田家のお殿様達が、兼六園に持参したお弁当をイメージして作られたという花見 珠姫の宝石箱(3,900円税込)
珠姫は藩政時代、徳川家から加賀藩前田家にお輿入れしたお姫様です。
見城亭のある界隈には、かつて珠姫様の従者達が住んでいたことで知られています。
【珠姫の宝石箱】九谷焼に盛られた彩豊かなお料理
3段の箱に入っていたのは、色鮮やかな九谷焼に盛られたお料理。
新鮮な食材な豊富な、金沢ならではのラインナップです。
お刺身は、白エビ、鯛、鰤。
金沢の郷土料理・治部煮(じぶに)
小芋、すだれ麩、椎茸、菜の花。
焼八寸は、桜ます木の芽焼き、海老手まり寿司、三色百合根団子、蛸の旨煮、白身煮ごり。
油物は、白エビのかき揚げ。
食事は、桜えびご飯。汁物は、田舎味噌仕立て、蛤のお味噌汁。
海と山の幸がふんだんに盛り込まれたお料理の数々。
【季節限定 金沢おでん】のど黒だし茶漬けと共に
同行したマダムのチョイスは、季節限定の10種類の金沢おでんとのど黒だし茶漬け〜かにの贅沢揚げ(3,300円税込)
メインは、もちろん金沢名物・金沢おでん。
車麩、赤巻、特製玉子焼き、揚げ豆腐、里芋、翡翠なす、結び白滝、飾り人参、三つ葉、能登の天然塩の10種類。
他にも、能登牛の牛すじ煮、鰤ステーキ大根、カニの贅沢揚げ、加賀野菜の金時草のジュレ、と盛りだくさん。
ご飯はのど黒を特製の出汁でお茶漬けにしていただきます。
上品な脂ののったのど黒も、今や金沢の代表するグルメです。
【デザート】お食事の後は 贅沢いちごパフェ
お料理を堪能した後は、お待ちかねのデザート。贅沢アートパフェ〜厳選いちご〜(税込800円)
ワイングラスに盛られた、贅沢ないちごのパフェです。
このパフェをいただけるのは、2階でお食事されたお客様限定。1階のカフェでの提供はありません。
グラスの上には、ホワイトチョコの上にあしらわれたガトーショコラとフルーツ。
バナナが、前田家の家紋・梅にカットされています。
グラスの中には、いちごムースと、いちごとクリームチーズのアイスクリーム。
愛らしいハート型のバナナといちごのソース。
食べるのがもったいないくらいラブリーなパフェ。
お料理で十分にお腹がいっぱいでしたが、ぺろりと完食。
心もお腹も持たされたお花見ランチでした。
兼六園茶屋 見城亭へのアクセス
兼六園茶屋 見城亭は、兼六園 桂坂口料金所の横。金沢城の石川門から歩いてすぐです。
名称 | 兼六園茶屋 見城亭 |
住所 | 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-19 |
電話番号 | 076-222-1600 |
営業時間 | 1階/カフェ 10:00〜16:30 2階/朝食 8:00〜10:30 (3月から11月の日曜日のみ) 昼食 11:00〜15:00 夕食 17:00〜21:00 (土曜日のみ) ※土曜日以外のご予約は10名より |
休業日 | 原則として水曜日。季節により変更あり。ウェブサイトで営業日をご確認ください。 |
ウェブサイト | https://www.kenrokuen.jp/index.html |
投稿者プロフィール
- 金沢生まれほぼほぼ金沢育ち。28年間英会話講師を務め、長年の夢だった全国通訳案内士の資格を取得。金沢を訪れる海外からの旅行者をアテンドしています。趣味は、英語学習。留学経験なしの「純ジャパ」で英検1級、TOEIC950点を取得した経験を生かして英語学習者に役立つ情報とガイドの仕事で得た地元・金沢の情報とその魅力を紹介していきます。
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