金沢 近江町市場で秋の風物詩 大行燈(おおあんどん)まつり開催中|金沢・イベント

英語のスペシャリスト・金沢在住の通訳案内士のfumieです。

近江町市場といえば、金沢市民の台所。

新鮮な食品を買い求める地元の人たちや、

観光客にも人気のスポットです。

全国的に緊急事態宣言が解除され、活気が戻りつつある近江町市場で、

秋の風物詩「大行燈まつり」が開催中です。

【大行燈まつり】大行燈に描かれた歌舞伎や武将の絵

近江町市場ふれあい館横に、大きな行燈な設置されていました。

テーマは歌舞伎の人気演目のひとつ「源氏店」(げんやだな)

すいません、歌舞伎のこと、よくわかりません。

裏側には、倶利伽羅峠の合戦の絵が。

有名な木曾義仲と平維盛の戦いですね。

歌舞伎とか武将とか、市場と関係あるのかな?

【おみちょ歴史ギャラリー】300年の歴史を振り返るタイムマシーン

それにしてもこんな大きな行燈のお祭りって

一体いつからやっているんだろう?

と思っていたら、なんとおみちょ歴史ギャラリーが復活してる!

以前市場開場300周年記念の記事でも紹介しました。こちらです。

ギャラリーでは今回、大行燈まつりの主役・行燈についての資料が展示されていました。

【大行燈まつり】ルーツは神社の秋祭りだった

元々、市場近くの市姫神社の秋祭りに合わせて、大行燈が設置されていたのだそう。

昭和30年代中頃、市姫神社の秋祭りはなくなってしまったのですが、

平成になって現在の大行燈まつりとして復活。

今に至っているのだそうです。

今から50年ほど前の写真には、お芝居の名場面を表わした大行燈絵が。

その大きさは8畳という巨大なものです。

これら大行燈絵は、神社の秋祭りの名物として飾られ

戦前、その下で浄瑠璃を楽しむ人が大勢いたんだとか。

今では、貴重な資料として地元の博物館に所蔵されているそうです。

【小行燈】市場の店頭に飾られた小さな行燈

市場内には小さな行燈・小行燈があちこちに飾られています。

こちらは、ふれあい館向かいの、市場冷蔵庫前の小行燈。

近江町市場唯一のお酒屋さん・酒の大沢さんの店頭の小行燈。

このように、お店のイメージに合わせた絵の行燈が、それぞれ店頭に飾られています。

鮮魚売り場の大口水産の行燈には、美味しそうな?鯛の絵が。

お店によって個性がありますね。

夕方になると行燈には灯が灯るそうです。

賑やかな昼間と違って、静まりかえった夜の市場に灯る行燈。

きっと幻想的な雰囲気なんでしょうね。

【大行燈まつり】期間中はカニ漁解禁!スタンプラリーも!

300周年を祝う今年2021年の大行燈まつりは、11月4日から9日まで。

7日はいよいよかに解禁です!賑わうこと間違いなし!

お買い物券が当たるスタンプラリーも実施中。

私も早速応募してきました!

秋の味覚探しにおみちょの大行燈まつりへぜひ!

投稿者プロフィール

fumie
金沢生まれほぼほぼ金沢育ち。28年間英会話講師を務め、長年の夢だった全国通訳案内士の資格を取得。金沢を訪れる海外からの旅行者をアテンドしています。趣味は、英語学習。留学経験なしの「純ジャパ」で英検1級、TOEIC970点を取得した経験を生かして英語学習者に役立つ情報とガイドの仕事で得た地元・金沢の情報とその魅力を紹介していきます。

この記事を書いた人

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金沢生まれほぼほぼ金沢育ち。28年間英会話講師を務め、長年の夢だった全国通訳案内士の資格を取得。金沢を訪れる海外からの旅行者をアテンドしています。趣味は、英語学習。留学経験なしの「純ジャパ」で英検1級、TOEIC970点を取得した経験を生かして英語学習者に役立つ情報とガイドの仕事で得た地元・金沢の情報とその魅力を紹介していきます。