またしても手にとってしまった歴史関連の本。
とはいえ今回は毛色が違う。
日本史とプレスリリース?
3分、いや1分で読める読書備忘録です。
個人的解釈も含まれますので
ご了承ください。
【もし幕末に広報がいたら】歴史上の出来事に広報がプレスリリースを書いたら?
会社の広報といえば、
何か不祥事があった時のリスクマネージメント、
新しいシステムを導入する際の制度改革、
マーケティングなど
時には社運を左右する重要なポジション。
もしも現代の広報が日本史に残る歴史的イベントの
プレスリリースを書いてみたらどうなる?
というのがこの本のテーマ。
『本能寺の変』で学ぼう!リスクマネージメント
本能寺側広報によりプレスリリースでは、
まさにリスクマネージメントの原則に基づいた構成。
火災を起こしたことへの、近隣住民への謝罪に始まり、
事実関係→原因・経緯→影響→対応・再発防止の流れ。
読んでいるとついクスッと笑ってしまうような構成。
同じくリスクマネージメントの例として
幕末の池田屋事件も。
松尾芭蕉は現代版旅行系ユーチューバー?
エージェント発行のプレスリリースでは
旅行系ユーチューバー・松尾芭蕉が
ユーチューブチャンネル『奥の細道』を開設。
東北各地を旅をしながら
奥州平泉や立石寺でもコラボレーション(案件)も予定。
ご当地の魅力アップにも貢献しますよ、というもの。
当時インフルエンサーの芭蕉なら
銀の盾とかもらってるかもなぁ。
長篠の戦い 鉄砲に興味のある人大募集!
織田軍発行のプレスリリースは、
長篠の戦いに備え
新たな兵力募集中!
合戦経験者優遇、
南蛮渡来の新しい武器に興味のある若い方。
さらにCEO信長については
「天下人にもっとも近い日本人」
「上司にしたくない武将」
ランキングいずれも1位(フィクションです)
この募集見て間違えて応募する人、いそう。
【まとめ】フィクションありの笑えるプレスリリース
本書では、歴史の授業で習った出来事や人物に絡んだ
プレスリリースが全部で42件。
そもそもプレスリリースって何?
という人もいるでしょうから
ともかく手にとって読んでみてください。
この本を読めばプレスリリースが書けるようになる!
とは思いませんが、もしかしたら自分にも書けるかも、
という錯覚に陥るかもしれません。
それも含めてぜひともお楽しみくださいませ。
投稿者プロフィール
- 金沢生まれほぼほぼ金沢育ち。28年間英会話講師を務め、長年の夢だった全国通訳案内士の資格を取得。金沢を訪れる海外からの旅行者をアテンドしています。趣味は、英語学習。留学経験なしの「純ジャパ」で英検1級、TOEIC950点を取得した経験を生かして英語学習者に役立つ情報とガイドの仕事で得た地元・金沢の情報とその魅力を紹介していきます。
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